権力者の愛人リリエラは弟のために身を捧ぐ【攻略】
弟の為男たちに身体を許していく……
病弱な弟と暮らしているリリエラは今日も弟の薬代を稼ぐために酒場で働いていた。
仕事中に冒険者が話していた、ダンジョンの奥に眠るという「万病に効く霊薬」の噂を聞き、これなら弟ロイスの身体も良くなるかもしれないとリリエラはダンジョンの財宝を手に入れたいと思うようになった。
しかし、ダンジョンは危険でありいくら魔法の腕に覚えがあるリリエラでもギルドに登録しなければ探索を行うことができなかった。
推薦状を手に入れるため村の権力者ゴードンの元を訪れるリリエラだったが、推薦状の発行と引き換えに彼が提示してきた条件は「男女の関係」だった……。
本作「権力者の愛人リリエラは弟のために身を捧ぐ」ですが前作結婚を控えたA級冒険者テオが権力者のオンナになるまでとは違いNTR確定のストーリーになっているRPGです。
UIは前作同様エロステやバックログの情報がゲーム画面自体に表示されていて、一目で状況が分かるというのは変わっていません。またゲームの大きさの割に情報過多で歩行マップの範囲が狭いというのも引き続き問題として残っています。
バックログ表示のためかテキストスキップは決定ボタン押下でのみできるスローな文字送りで遅めです。
今回はマルチエンド形式になっていますがそれゆえにスキップが無いことが結構重めの枷になっているのを感じました。
前作から変わっているもの、変わっていないもの
前作はDLsiteのレビューや当サイトの記事をご覧になれば分かりますが「主人公がどんどん弱体化していく」システムだったためゲームが進んでいくほどバトルが難しくなるという問題がありました。
今回はそういったことはなく、しっかりお金で強化すればバトルは問題ないようになっていますが、相変わらずシンボルエンカウントの優位性を無駄にする狭い通路と大量に配置された敵シンボルにより、1階層で何回もほぼ強制的にモンスターと戦わなければならないというのは変わっていません。
そのため別エンディングを回収する手間というのが前作以上に大変でゲーム性の単調さや作業感の強さに比べ要求されるプレイ時間が長く感じると思います。
ゲーム中盤からはリリエラの身体は「巨乳化」「妊娠化」「ふたなり化」の3種類の肉体変化に晒される危険があり、村人との性欲解消エッチなどのエロシーンにこれらの立ち絵が反映される形になっていて、CGあたりの差分はとても多かったです。
しかしエロシーンはほぼすべて汎用CGを割り当てるという形になっていてここは体型変化に情熱を注ぐという方向性に全てを捧げてしまった結果なのかなと感じました。
前作は現在8000本売れていますが本作は500です。作品ごとに売れ行きの多寡がばらつくのは当たり前ですがこれほど差があるのは珍しいと思います。
独特なスタイルのゲームで物珍しさで前作を遊んだプレイヤーが、似たようなのならもういいかなと思ってしまった可能性があると思います。
エンディングの回収が前作以上にダルいというのは先ほども申し上げましたが回想機能も同様に微妙です。これはストーリーイベントで発生するものしか記録されず、村人とのエッチは記録されない為です。また当然のようにヒントも無く全開放もできないなどメッセージスキップ機能も含めて画竜点睛を欠く仕上がりかなと感じざるを得ません。
一方で前作から快適になっている部分もあります。
- 全体的にすっきりして見やすくなったゲームUI
- 鍛えれば楽になっていく戦闘システム
- 次に行くべき場所や目的が分かりやすいガイド機能
- ヒロインがデフォルトで巨乳
など、着実にパワーアップしている部分も確かにあることは強調しておきます。
攻略
エンディング分岐
ポイント
このゲームはゴードン一家との誰かと結婚するルートを避けることができません。
シャルテ、トレッタ、そしておそらくゴードンの中から対象を選ぶ必要があります。
ゲーム終盤の最後のダンジョン9層の封印を調べるとこの結婚イベントが発生するためエンディングを回収するならこの時点でセーブデータを分けておいた方が良いと思います。また未検証ですがエロステによる分岐もあるかもしれません。
エロシーンの発生情報
他のエンディングのシーンもまだ存在しています。
内容 | 場所や相手 |
---|---|
手コキ | 自宅北の男 |
本番 | 自宅北の民家 酒場 南東の民家 |
キス | 宿屋の前の男 |
フェラ | 遺跡入り口近くの男 |
酒場で客を誘う | 酒場のバイト |
オナニーショー | 見世物小屋 |
パイズリ | 村中央の男 ギルド北東の男(要膨乳) |
娼婦 | 宿屋 |
後背位 | ゴードン シャルテ |
逆アナル | 教会裏の男(要ふたなり) |
騎乗位 | トレッタ |
ゴードンの相手 | ストーリー |
シャルテの相手 | ストーリー |
肉体変化の実験 | ゴードンの家のシャルテ |
トレッタの相手 | ストーリー |
ロイスの前でキス | ストーリー(シャルテと結婚) |
シャルテと小作り | ストーリー(シャルテと結婚) |
まとめ
- 銀髪褐色ヒロインが堕ちる♡
テオと比べてリリエラは最初からおっぱいが大きかったのが個人的に良かった点です。ここから巨乳化によって更に大きくなるのでエロシーンの見栄えが良かったです。
体型変化に応じてCGが変わるのが見ごたえがあって良いのですが、画面の右だけで展開される立ち絵エッチだけだと若干物足りなさを感じるかなといったところでした。
ゲームの画面が大きいのでUIの表示以外にエロ方面でもこれを活かしてくれればもっとエロシーンに満足できるかもしれません。差分ゲーの苦しいところですね。
前作で結構不満があった戦闘自体のストレス要素はほぼ撤廃されていてバトル自体は快適になっているのですが、狭くて避けられない戦いが多かったというのは相変わらずで上でもお話したようにスキップや回想面などのユーティリティに懸念があるため次回作以降でこの辺が改善されていたらより完成度が上がっていくのかなと思いました。値段が安めで遊びやすいのは〇
NTRとしては弟のロイスの存在があまりにも舞台装置すぎる感じがします。こいつが何もしない何も気づかないせいでリリエラがどんどん不幸な目に遭いますし男としてはあまり好みじゃないタイプでしたね。